ポイント
■Fitbitに直接自動で連携できる体重計は「Fitbit Aria」のみ■アプリを1つ介してFitbitに自動連携できる体重計はいくつか存在■最も有名なのはNokiaの「Body+」、中華製なら安価で評価の高いものもあり
わたしは腕時計型の活動量計として普段「Fitbit Charge 2」を 利用しています。
特に利用しているのは歩数計や運動量、睡眠時間です。
Fitbitは、iPhoneなどのスマホと連携してクラウドに情報をアップロードできるので、
ブラウザから視覚的に行動記録を参照でき重宝しています。
わたしはこのFitbitの機能をすべて使えきれておらず、
もう少しうまく活用できないかと考えています。
最も活用したいのが「体組成計(体重計)」との連携です。
理想としては、日々の決まった時間に体重計に乗り、
その数値をFitbitの「体重」に自動連携できればいいなと考えています。
そうした場合、どのような製品があるのでしょうか。
本日は調べた結果をご紹介したいと思います。
体組成計ってなに?
「体組成計」という言葉を聞き慣れない方もいらっしゃると思います。
これは体重だけではなく、体脂肪率や筋肉率、BMIなど体の中身まで推計してくれる機械のことです。
普通の体重計に少し機能が追加されたものと覚えましょう。
製品紹介
わたしがAmazonを利用して調べた結果ですが、以下のような製品を見つけることができました。
1.【Fitbit】Aria
Fitbit
こちらはFitbitの純正品です。
2012年に発売された商品で、13,720円(2018/12/13現在)で購入できます。
説明書がない上にヘルプがすべて英語、Wi-Fi接続の不具合があるなどで評価は低めです。
ちなみに「Aria」2という製品も出ていますが、高額な上に評価はまだありません。
Fitbit
2.【Nokia/Withings】Body+
Nokia 2017-06-20
Withings(旧Nokia)製で、Fitbit公式ページから「Withings体重計」に連携できる機能が実装されています。
2017年に発売され、価格は10,946円(2018/12/13現在)です。
上記のFitbit Ariaと同じくマルチユーザー対応(最大8名)です。
iOSのヘルスケアにも対応しているのがうれしいところです。
評価も高く、たいていの方がFitbit連携にこの製品を購入されている印象です。
3.【RENPHO】【iDOO】【MASARU】ES-26P2
同じような製品が異なる名前で売られていますが、おそらくロゴを変えただけの中国製でしょう。
販売しているのは「TIT INTERNATIONAL LIMITED」という聞き慣れない香港企業です。
不安なところもありますが、意外と「高コスパ!」「高価格商品とも数値が一緒だった」など期待の持てるレビューが目立ちます。
Fitbitはもちろん、iOSやGoogle Fitにも対応しています。
不具合等への対応も大変評価が高く、充電がUSBケーブルというのもユニークな点です。
お値段がなんと3,299円(2018/12/13現在)と激安です。
比較
Fitbit自動連携に対応した製品をAmazonで調べた結果を以下の表にまとめてみました。
|
価格
|
発売時期
|
ポイント
|
Fitbit Aria
|
13,720円
|
2012年
|
Fitbit公式
|
Withings Body+
|
10,946円
|
2017年
|
利用者が多い
|
RENPHO ES-26P2
|
3,299円
|
2018年
|
コスパGood
|
まとめ
最近中国の深センで安く良い物を作っている方の本『「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ』を読んだばかりで、
「安かろう悪かろう」という概念がくずれているわたしです。
この結果を見る限りは「RENPHO ES-26P2」を買ってみようと思っています。
Fitbitで体重計と自動連携させたい!と考えている方は、今しばらくわたしのレビューをお待ちください!
【POD】「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ
posted with ヨメレバ
藤岡淳一 インプレスR&D 2017年11月24日