ポイント
■「無料」「簡単」「シンプル」にKindleのハイライトをEvernoteに連携する■Mac用アプリ『Klib』を使用するつもりだったのですが不具合発生■最終的にブックマークレット『kindle_highlight_js』に落ち着きました
最近は読書と言えば紙ではなく電子書籍(主にkindle paperwhite)で読むことが多くなってきました。
旅行に行く時などは何冊も紙書籍を持っていく必要がなくなったのでとても重宝しています。
さて、Kindleで読書をする際に活用しているのがメモとハイライト機能です。
Kindleで赤や黄色のハイライトをつけた箇所がWeb上で一覧表示できます。
読書後に自分がハイライトをした箇所を見ながら読書ノートをつける時なんかに便利ですよね。
そんなハイライト機能ですが、わたしが情報を一括集約しているEvernoteにうまく連携できないかと色々と調べてみました。
そういうわけで、本日はKindleハイライトをEvernoteに連携できるいくつかのサービスをご紹介したいと思います。
検討した4つのサービス
ブラウザ拡張機能『Evernote Web クリッパー』
真っ先に思いつくのはEvernote純正のWebクリッパーです。
気に入った記事などをこちらの拡張機能で簡単にEvernoteに保存できます。
しかしKindleのハイライト画面との相性はあまりよくないようです。
このように縦長なノートになってしまうため、かなり読みづらいです。
Webサービス『Clippings.io』
こちらは様々なサイトの声を見たところ、
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月額約200円のChrome拡張機能を利用しないと使い物にならない
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頻繁に動作に不具合が発生する
などわたしの要望を満たさない、且つ不安要素があったため導入を見送りました。
Macアプリ『Klib』
nogunori様のブログを拝見し、Macにアプリを導入しました。
わたしの希望する要件は満たしているのですが、
Everonteにエクスポートが失敗するなどの不具合が頻発してしまいます。
他にも一度削除した本が復活できなかったり、設定の日本語が明らかにおかしかったり、
シンプルなのに直感的に利用できない点があまり気に入りませんでした。
ブックマークレット『kindle_highlight_js』+『Evernote Web クリッパー』
そして最後にJavascriptベースのプログラム『ブックマークレット』の紹介です。
このプログラムの使い方は至って「シンプル」です。
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『kindle_highlight_js』のページを開きます。
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「KindleHighlight」をブックマークバーにドラッグします。※できない方は右クリックから「リンクのアドレスをコピー」してブックマークに追加
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「メモとハイライト」画面を表示し、Evernoteにエクスポートした本を選択します。
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この状態で先程ブックマークしたプログラムをクリックします。
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この結果生成されるプレーンテキスト画面をEvernoteのWebクリッパーで「ページ全体」を選択して保存します。
若干作業量はありますが慣れれば十数秒で終わる作業です。
こちらのサービスで「無料」「簡単」「シンプル」な運用方法を確立することができました。
プログラムを作成してくれた方に感謝です!
ちなみに、Webクリップする際は「ページ全体」を選択するとシンプルに纏められます。
まとめ
以上KindleのハイライトをEvernoteに連携できる4つのサービスのまとめでした。
最終的にわたしが選択したのはブックマークレット『kindle_highlight_js』+『Evernote Web クリッパー』ですが、
これが将来的に自動化できればいいなと思っています。
とりあえずは当面こちらのプログラムを活用して読書ノートに活用したいと思います。