今週日曜日の9月9日は何の日かご存知でしょうか。
そうですね、「救急の日」なんですね。 ←そのまま!
今年は熱い日が続いて熱中症になってしまった人も多くいらっしゃったことと思います。
そこで気になるのが、
どの程度の症状になったら救急車を呼べばいいのか?
ということだと思います。
つい先月、わたしの先輩が盲腸になりました。
症状について伺うと、仕事で運転中に猛烈な腹痛に襲われ、なんとか我慢して帰宅したそうですが、夜になって我慢できるような痛さではなくなり、救急車で病院に搬送され、盲腸だと告げられたそうです。
医師からはもう少し遅かったら命の危機だったと告げられたそうですが、はたしてどうすべきだったのでしょう。
また、救急車の出動件数は年を追うごとに大幅に増加しているようです。
本当に緊急で手当が必要な方のためにも、救急車を呼ぶべきなのかどうか判断するのに役立つ情報を今回ご紹介したいと思います。
1.相談ダイヤル「#7119」に電話
※子供の場合は、「#8000」で小児救急相談ができます。
こちらは電話で看護師などの専門家に相談できる短縮ダイヤルです。
消防庁の資料の抜粋ですが、「地域の限られた救急車を有効に活用し、緊急性の高い症状の傷病者にできるだけ早く救急車が到着できるようにすることに加え、住民が適切なタイミングで医療機関を受診できるよう支援するためのもの。」として目的を掲げています。
しかし、現状全国どこでも利用できるというわけではありません。
現在は、
都道府県では、宮城県・埼玉県・東京都・大阪府・新潟県・奈良県・福岡県、鳥取県
一部地域では、札幌市、横浜市、神戸市、田辺市など
※2018年現在
以上の地域でのみ利用できる状態です。
総務大臣が国会で「全国展開したい」と答弁していますし、日本医師会からも要望書として全国拡大を提示していますので、近い内に山梨県や他の都道府県でも普及されるでしょう。
2.スマホアプリ『Q助』で診断(Web版もあり)
アプリをダウンロードし、最初の画面で「息がない」「冷たい」などの緊急性のある質問が出て、その後年齢や症状を選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されます。
はい、本日は以上2つの判断材料をご紹介しました。
日本ではタクシー代わりに呼ばれてしまうこともある救急車ですが、海外では救急車を呼ぶこと自体が有料ってご存知ですか?
アメリカでは1度呼ぶと2万5千円以上かかりますし、カナダでも数万円かかります。
無料で救急車が呼べるなんて本当に日本は恵まれた国なんですよ?
しかし無料とはいってもTPOは守らないといけませんよね。
だってあなたのせいで本当に必要な方が救急で搬送できなかったらしゃれになりませんよね?
というわけで、良識あるみなさんは是非2つの判断材料を使って救急車を呼ぶべきなのかどうか、というところを判断してみてください!