外国人観光客にはかなり使い勝手のよいサービスが開始されました!
2018年7月に富士急と中国大陸のmobike(モバイク)が提携し、富士北麓地域でシェアサイクルサービスの提供を始めました。
富士北麓地域というのは河口湖・山中湖・忍野・富士吉田辺りを示すのですが、観光名所が点在しており移動がとてもネックになっています。
車で回れれば問題ないですが、電車やバスで来る外国人観光客はそうもいきません。
観光地の循環バスもないため、今回のシェアサイクルはとても歓迎すべきニュースです!
mobikeとは?
中国大陸発の世界最大級のシェアリングサイクルサービスです。
専用アプリで近隣にあるIoT自転車を予約でき、QRコードで解錠して利用できます。
基本的に専用駐輪場であればどこでも乗り捨てが可能です。
料金は30分毎に120円で、ロックを解除した時点から施錠された時点までが料金発生期間です。
LINEが出資をしており、将来的には「LINE Pay」でも支払いが可能になるそうです。
mobikeの場所を確認してきた
早速アプリをインストールし地図を確認すると、河口湖駅付近のホテル内にあるようです。
この他、主に駅を回って河口湖と富士吉田付近のどこに置かれているか確認してきました。
主要スポットにはちゃんと設置されてるといった感じでした。(2018.7.16現在)
富士急ハイランド駅 | ◯ | |
富士山駅 |
◯
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月江寺駅 | X | |
下吉田駅 |
◯
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浅間公園駐車場 | X | |
葭池温泉前駅 |
X
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寿駅 |
X
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mobikeの使い方
シェアサイクルが置いてある場所にはこのような簡単な説明書きがポツンとあります。
ハンドル部分と施錠部分にQRコードがあるのがわかりますね。
詳細は桜庭パスタ郎(@apapway)さんのブログに掲載されていましたのでこちらをご覧ください。
mobikeの問題点
専用駐輪場のない河口湖の飲食店や月江寺江駅前で、シェアサイクルが放置されているのを発見しました。
一時的に停車していたならいいのですが、単に放置していったのなら問題ですね。
上記サイトによると、放置された場合はスタッフが回収するということですが、利用者が多くなり私有地への放置自転車等が目立つようになれば社会的バッシングを受けること必至です。
簡単な説明書きだけでなく、ちゃんと専用駐輪場に返すという説明も記載した方がよいでしょう。
mobikeは、すでに世界19カ国の200都市で2億人が利用しており、富士北麓地域への導入は国内では4地域目になります。
専用駐輪場は、富士急ハイランドの入園口や富士急行線の駅、富士急行のビジネスホテルやカプセルホテルなど17カ所に設置されており、今後はコンビニや公共施設などにも専用駐輪場を設置する予定だそうです。
導入箇所を増やし、利便性を向上するとともに、放置自転車への対策をしっかりしてほしいですね。