ナセナル台湾記

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【マカオ】香港⇔マカオの行き方まとめ(2019年最新版)

 
 
行解説!
■香港からマカオには、「尖沙咀(サムサーチョイ)」と「上環(ションワン)」からフェリーで行ける
■香港でもマカオでもチケットは香港ドルで購入可能
■フェリーの所要時間は約1時間

 

 
今回の香港旅行への目的の1つはマカオでのカジノでした。
 
1日だけ香港からマカオ(澳門・外港)に行く際、
 
ホテルのある九龍島側(尖沙咀)から行くつもりでいましたが、
 
よくよく調べて上環側から行くことにしました。
 
わたしがわざわざそちらにした理由や実際のチケット購入方法、フェリーの乗り方等をご紹介したいと思います。
 
※香港国際空港からもフェリーで行けますが、ここでは割愛します。
 

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マカオの玄関は2つ「外港(アウター・ハーバー)」「氹仔(タイパ)」

 
まずマカオ(澳門)について少々地理的なご説明をしたいと思います。
 
マカオでフェリーに行く際、2つの行き先があります。
 
それが、「外港(アウター・ハーバー)」と「氹仔(タイパ)」になります。
 

 
 
外港(アウター・ハーバー)は、どちらかというとポルトガル時代の有名建築物が数多く残っている方です。
 
例えば、セナド広場聖ポール天主堂跡、それからカジノ・リスボアペンニャの丘等が有名ですね。
 
沢木耕太郎さんの小説『深夜特急』に出てくるのもこちらの方です。
 
氹仔(タイパ)は、(わたしは実際に行っておりませんが)ラスベガスのような綺羅びやかなホテルがたくさんある方です。
 
 
行きのフェリーを見る限り、外港に行く観光客の多さが目立っていたように思います。
 
今回わたしが行ったのも外港になります。
 
ちなみに、出国・入国審査も必要になりますが、パスポートの提示だけの簡素なものでした。
 
 

フェリーに乗るなら「上環」側をオススメする理由

 
香港からマカオに行くのには、「上環」または「尖沙咀」からフェリーに乗ることになります。
 
わたしがオススメしたいのは、「上環」です。
 
尖沙咀」の方がホテルから近かったのですが、あえてそちらを選んだのには以下のような理由があります。
 

便数が多い

 
以下のフェリーの時刻表(執筆時点)を見ていただけるとおわかりかと思いますが、
 
「香港(上環)」の方は15分おきなのに対して、
 
「九龍(尖沙咀)」の方は30分〜約1時間30分おきになっています。
 
計画的にチケットを購入できれば問題ないのでは?と思いますがそうでもありません。
 
これは後の混み具合にも関連してくるとても重要な要素です。
 
※時刻表HPへのリンク:「香港(上環)」 「九龍(尖沙咀)
 

 

混み具合

 
今回の香港旅行で懲りたのが「混み具合」です。
 
前日、トラム・ピークに昼頃乗ろうとして行った際に何時間もの待ち行列が発生していたのから察しました。
 
香港とマカオは、土日祝は観光客で激混みする場所なのです。
 
※これは後に香港の大学生の友人に聞いたので事実です。
 
特に最近はビザが緩和されたのと、香港を取り込もうとする政策で中国大陸からものすごい数の観光客が来ているそうです。
 
これはマカオから直接中国の「蛇口」に出ているフェリー乗船客の大行列を見ても実感できました。
 
この混み具合を考慮すると、マカオへは本数の多い「香港(上環)」の方が正解ということになります。
 
実際、わたしは日曜日に行ったのですが、
 
行きは1時間後、帰りはなんと1時間30分後のチケットしか購入することができませんでした。
 
本当は九龍に返ってそのままシンフォニー・オブ・ライツを見たかったのですが、
 
おそらく全く間に合っていなかったことでしょう。
 

補足

 
ちなみに、昼と夜でフェリーの料金が異なります。
 
わたしの場合、行き(昼)は186香港ドル、帰り(夜)は200香港ドルでした。
 
事前に知っておけば「違う行き先のチケットを買ってしまったのかも!?」なんて焦ることもないでしょう。
 
 

チケットの買い方

 
買い方はとても簡単です。(下の方で写真もご紹介します。)
 
赤いターボジェットの窓口で「澳門(マカオ)」「一個人」と書いた紙を見せて終了です。
 
後は表示されている金額を香港ドルで支払うだけです。
 
※赤いフェリーが「外港(アウター・ハーバー)」、青いフェリーが「氹仔(タイパ)」です。
 赤い窓口で「マカオ」と言ってチケットを購入すれば、自動的に「外港(アウター・ハーバー)」行きです。
 

 
 

フェリーの乗り方

 

上環(香港)→マカオ(外港)

 
まず、上環のターボジェットの発着場所はこちらです。
 
MTRの駅を出て少し直進することになります。
 

 
 
では実際に「上環」駅からの道のりを写真とともにご説明したいと思います。
 
MTRの電車を降りたら、「港澳碼頭」と書かれている方にずーっと進みましょう。
 

 
 
「Ferry Hall」という看板が指す左方向に進んでいきます。
 

 
 
最終的に進んだ先がフェリーの発着するビルになります。
 
チケット売り場までエスカレーターで上がっていきましょう。
 

 
 
今回はこのような青い看板は無視してください。
 

 
 
赤いターボジェットの窓口でマカオ行きのチケットを購入できます。
 
土日祝は大変な混雑が予想されますので、1時間以上の余裕をもって購入しましょう。
 

 
 
これが購入できたチケットです。
 

 
 
出国審査なども行う必要がありますので、早めに乗り場に向かいましょう。
 

 
 
出国審査が終わったら、フェリーの出発まで待合室で待ちます。
 
先にフェリーへの入口にあるカウンターに行って座席番号を取得する必要があります。
 
わたしはそれを知らず時間になってチケットを見せてフェリーに乗ろうとした際、
 
「ちょっと待ちなさい」というようなことを言われてチケットに座席番号のシールを貼られました。
 

 
 
フェリーに乗るまで少し列に並んで待ちます。
 
フェリーの中はこんな感じ。意外と広々としています。
 

 
 
こうしてマカオへの約1時間の船旅が始まります。
 

 
 

マカオ(外港)→上環(香港)

 
 
帰りは、行きで着いた場所と同じ場所からフェリーに乗ります。
 
場所はこちらです。
 

 
ちなみに、わたしは「グランドリスボア」から歩いてみましたが、30分ほどかかりました。
 
 
香港と同じで赤いターボジェットの窓口に行きましょう。
 
今度は「香港(上環)」と書かれた窓口に並べばいいだけです。
 
そして「一個人」と書いた紙を見せましょう。
 
支払いは香港ドルで問題ありません。
 

 
 
早めに香港に戻ろうと5時過ぎに購入したのですが、
 
この時点で6時45分のチケットしか買えませんでした。
 
おそらく遅ければ遅いほどカジノ客等が大挙して来るので待ち時間が長くなると思われます。
 

 
 
帰りも座席シールを貼ってもらうのをお忘れなく!
 

 
 

まとめ

 
香港からマカオへの行き方やフェリーの注意事項などをまとめてみました。
 
土日祝は本当に激混みですので、なるべく避けることが懸命ですが、
 
日程上避けられない場合は今回のわたしの経験を参考にしていただけると幸いです。