ナセナル台湾記

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【中国】香港からの入国&出国の徹底最新ガイド

 
 
3行解説!
■香港から深センへはMTRでたった40分ほど
■香港⇔深センへの出入り口は複数ある
■今回は入国を「羅湖」で、出国を「皇崗」で行った

 

 
今回の香港に行ってまいりまして、ついでに中国大陸にも行ってみました。
 
本日は中国大陸(深セン)への入国、および出国について写真を見ていただきながら解説します。
 
ちなみに、「口岸」という単語をよく目にすることになったのですが、
 
これが「イミグレーション」を意味します。
 
つまり、「出入国を管理する場所」ということですね。
 
香港と中国は一国二制度で一応別の国のような扱いですので、
 
どちらも入国審査と出国審査が必要になりますよ。
 

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「羅湖」から中国に入国

 
香港から中国へのアクセスはいくつかありますが、最も楽なのがMTR(地下鉄)で行く方法です。
 
香港の中心地から行っても50香港ドル(約700円)しないくらいです。
 
ちなみに香港国際空港からもバスで行けるようですが、
 
荷物を一旦ホテルに預けたいといった方はMTRで行くのが最も簡単ですよ。
 
 
さて、今回入国時に利用したのは「羅湖口岸」です。
 
口岸は先程も書いたとおり、イミグレーションのことですよ。
 
わたしは羅湖駅に到着してから入国までに20分もかかりませんでした。
 
実際やったことは、この3ステップです。
 
顔認証 → 指紋登録 → 入境カード記載 → 入国審査
 
 
では実際にどんなところなのかご覧いただきましょう。
 
まず、MTRでイミグレーションのある羅湖駅まで行きます。
 

 
 
一本道を少し歩くと「訪港旅客(Visitors)」のオレンジ看板がありますのでそちらに向かいます。
 

 
 
訪客(Visitors)」の方に向かい、スタッフのジェスチャーに従ってパスポートの顔写真ページを読み込ませ、顔認証をします。
 
わたしの時はほぼ並んでいる人はいなかったので1分もかからず終わりました。
 
正直これで中国に入れたと思ったので簡単すぎて逆に驚きましたが、まだ香港からの出国審査が終わっただけです。
 

 
 
ゲートを出たら矢印の方に進みましょう。
 

 
 
すぐに「外国人(Foreigners)」の看板が指す下の階に向かいます。
 

 
 
こちらで中国への入国審査を行います。
 
まずはすぐ左手にある指紋登録(Finger Print)の機械で両手の全ての指の指紋をとりましょう。
 
これは画面に従って行えば難しくありません。
 
その後はすぐ後ろの記載台で「入境カード」を記載します。
 
これは香港に入った時と同じものになります。
 
宿泊しない場合、特にホテル等は記載する必要はありません。
 
パスポートと入境カードを持って入国審査をしましょう。
 
こちらも数人しか並んでおらずすぐに終わりました。
 
 
こちらが中国に入ってすぐのところです。
 
見慣れない簡体字に戸惑いますが、なんとなく意味はわかりますね。
 

 
 
すぐ近くにはこんな場所も。
 
荷物を送れる場所でしょうか。預けられる場所かもしれません。
 

 
 
地上に出てみるとデカデカと「羅湖口岸」の文字が見えましたよ。
 

 
 
 

「皇崗」で中国から出国

 
帰りは違う場所から出国しようと思いまして、最近できたという「皇崗口岸」に行ってみました。
 
こちらはMTRで「皇崗口岸」駅に直結していますので特に迷うことはありませんでした。
 
出国も手続き自体はとても簡単ですが、こちらのやり方が少し変わってました。
 
出国カード記載 → 出国審査 → バスチケット購入 → バスに乗車し入国審査の建物へ → バスを下車 → 入国カード記載 → 入国審査 → 再びバスに乗って香港へ
 
 
羅湖の入国のときより少し手順が多いですね。
 
それも出国と入国の場所が離れているのが原因です。
 
とはいっても特に迷うことはありません。
 
実際に様子を見ていただきましょう。
 
 
まずはMTRで「皇崗口岸」駅に行きましょう。
 

 
 
出口Dの「皇崗口岸聯檢大樓」に向かいます。
 

 
 
地上に出て、階段を登って橋を渡っていき、向こうに見える赤い建物を目指しましょう。
 

 
 
ちなみに橋の上はこんな感じ。
 

 
 
住香港(香港へ)」の文字に従って進んでいきましょう。
 

 
 
階段を降りて左手の建物が出国審査を行う場所です。
 

 
 
建物に入ったら黄色の出国カードを書いてパスポートと一緒に提示し審査を受けましょう。
 

 
 
審査が終わったらまっすぐ進んで突き当りを右手に進みましょう。
 

 
 
售票處(チケット売り場)」で香港へのバスのチケットを購入します。
 
行きたい場所のチケットを購入しましょう。
 
ちなみに各窓口ともオクトパスカードの読み取り機がありますので、そちらでの支払いが楽ですよ。
 
わたしは今回「旺角」(モンコック)方面行きのチケットを37ドルで購入しました。
 
MTRより若干お得ですね。
 
ちなみにそのバスは終点が「尖沙咀」(サムサーチョイ)になります。
 
3枚綴りのチケットを渡されます。
 
そのままチケットを見せてバスに乗りましょう。
 

 
 
バスに数分揺られて香港への入国審査の建物に到着します。
 
先にお話ししておきますが、この時のバスが入国審査の方に行って待っててくれるはずなのですが、
 
外国人は入国カードを書いたりでとても時間がかかるせいか、
 
遅い人は待っててくれないので次のバスに乗ることになります。
 
ですので、この入国審査で一旦バスを降りるタイミングで必ず全ての荷物を持っていきましょう
 
 
下車してわかりましたが、どうやらバスの乗客でわたしだけ香港人ではなかったようです。
 
右手のレーンの「訪港旅客(Visitors)」に沿ってまっすぐ進みましょう。
 

 
 
入国カードを書き、パスポートと一緒に入国審査時に提示しましょう。
 

 
 
わたしが入国審査を終えたときにはすでにバスは行ってしまったあとでした。笑
 
入国審査で前には数人しかいなく、5分もかかっていないはずなのですが、
 
それでもバスは行ってしまったようです。
 
結局ここで10分ほど待つことになります。
 
ちなみに「中環(セントラル)」方面の「灣仔(wanchai)」へのバスはものすごい列になっていました。
 

 
 
10分後に(当然)1番手でバスに乗車できました。
 
バスはこんな感じで結構快適です。
 
乗客は半分も乗ってなかったので、2座席分を独り占めできました。
 
バスに揺られて1時間ほどで目的地に到着します。
 

 
 

まとめ

 
というわけで、香港⇔中国の出入国の審査とその場所までの行き方の解説でした。
 
特に何か聞かれるわけではありませんので、中国語が喋れなくても問題ありません。
 
意外と簡単に中国に行けることがわかったので、またの機会に今度は北京の方に行ってみるつもりです。