3行解説!
■日本からの直行便は、台北と高雄の他にも台中国際空港がある■年度末や大型連休の時も他と比べて比較的安く済む■空港から台鉄(在来線)や高鉄(新幹線)には直結してないので注意
わたしは台湾に行くとき、だいたい台北の桃園・松山、
または台南などにアクセスのよい高雄の空港を利用しています。
今回は3月の年度末に急遽休みがとれたので一週間前に予約を取ろうとしたのですが、
チャイナ・エアラインとエバー航空は6万円以上、
LCC(バニラ・エアやタイダーエア等)ですら5万円以上という金額でした。
いつもせいぜい往復3万円くらいで行けていたので、ちょっと高すぎるなと感じていたところ、
トラベルコちゃんで面白い選択肢が見つかりました。
というわけで、今回は「台中国際空港」についてご紹介したいと思います。
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台中国際空港経由の値段
上の方でご紹介したとおり、
チャイナ・エアラインとエバー航空が6万円以上、
LCC(バニラ・エアやタイダーエア等)ですら5万円以上のところ、
行きだけ台中国際空港にしてみたところ、
なんと42,000円まで下げることができました。
これでも高い方なのですが、同時期ですと最安値でした。(めっちゃ調べましたので確かです。)
帰りも台中国際空港にしていたらもっと節約できていたでしょう。
マンダリン航空とは?
今回はSuepr!ceで購入したのですが、行きが「マンダリン航空」になっています。
聞き慣れない名前ですね。
それもそのはず、日本の場合「マンダリン航空」は成田空港から台中への直行便しかありません。
チャイナ・エアラインの子会社で、台湾国内線は割りと多いみたいです。
そして、今回乗ったのは「E90」という機体です。
これも聞き慣れませんでしたが、世界第3位のブラジル旅客機メーカー「エンブラエル」社製の飛行機だということがわかりました。
ご覧いただくとおわかりいただけるように、少し小さめの機体です。
※実際に乗りましたが、小さいからといって揺れが大きいとかそういったことはありませんでしたのでご心配なく。
わたしはLCCだと思っていたのですが、
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席はゆったりしている
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ブランケットもある
ということでLCCではないようです。
カウンターでの預入荷物も特にオーダーすることなく30kgまでオッケーでした。
ちなみに、座席は中央の道を挟んで2列ずつありました。
映画等が見れる液晶はついてませんでした。
台中国際空港について
空港到着後は、機体のキャパシティもあり人数が少ないので全く並ぶことなく入国審査が終わりました。
審査が早く終わりすぎたので、荷物が車で15分ほど待ちました。
果物等の持込が厳しく取り締まられており、そこら中でスタッフが声を賭けてきたり、
警察犬に手荷物の匂いチェック、さらに入国前に手荷物のX線検査を受けました。
入国ロビーは非常にこじんまりとしていますが、
レストラン、インフォメーションセンター、通信関係の窓口、レンタカーの窓口がありました。
今回は「FAREASTONE」という会社のSIMカードを買ってみました。
料金体系は中華電信などと変わりません。
主に高雄で使っていましたが、台中でも常に4G回線で利用できていました。
中心街へのバス停は、上記のSIMカードのカウンターを通り過ぎ、
エスカレーターで下っていくとあります。
台中国際空港からの交通手段
台中国際空港の難点は、この交通手段です。
地図のとおり、空港には直結した電車の駅がなく、バスかタクシーで行く必要があります。
バス
台中国際空港のバスなのですが、なんと時刻表が貼ってありませんでした。
※ちなみにホームページにも時刻表はありません。
バスの待合室に電子掲示板があるので、こちらを見るしかなさそうです。
ちなみに、高鉄(新幹線)まで行くのが156とA1のバスです。(3番のバス停)
なんとかネットで見つけた情報は以下です。
※わたしの時はA1の17:30便がなぜか来なかったので、正直当てになりません。
A2に乗れば台鉄の台中駅に行けます。
A1については、最初の「新烏日火車站(新烏日駅)」で降りれば高鉄(新幹線)の駅へは歩いて数分の距離です。
バスの本数が頻繁に来るわけではないので、台鉄も高鉄の場合も来たバスに乗って台鉄の駅に行き、
そこから台中駅または新烏日駅に移動した方がよいかもしれません。
タクシー
わたしの場合はバスを待っている時間がなくなってしまったので、
高鉄(新幹線)の駅までタクシーを利用することにしました。
タクシーは、空港からバス乗り場に行く途中に何台も止まっているのですぐわかると思います。
そこまで引き返してタクシーに乗ります。
高速道路を使って20分ほどです。
料金は900元とかなり攻めてきましたが、それでも時間的に余裕がなかったのでしぶしぶ乗ることにしました。
せめてもの救いがチケット売り場への入口に横付けしてくれたことでしょうか。
まとめ
若干空港からの移動に不便さがあるものの、
金額面を考えると台北や高雄以外にも十分候補に上げるべき空港です。
近くには観光地の「彩虹眷村」や「高美湿地」などがありますので、
まずは台中を中心とした観光に使ってみるといいかもしれませんね。