世の中はまだまだ新型コロナのせいで、なかなか出かけられない雰囲気ですが。
令和3年3月に、「野外なら大丈夫でしょう!」ということで、
岐阜県のに行ってきました。(※妻籠宿のみ、長野県です。)
中山道を行き、岐阜市を巡って、少し北上しました。
馴染みのない方にとって、岐阜県はあまり観光先って感じはしないかもしれませんが、
江戸時代の宿場町が色濃く残り、織田信長を始め戦国大名が統治の中心に位置づけた地方です。
魅力的なスポットがたくさんありますので、わたしの巡ったプランに沿ってご紹介させていただきます。
- 江戸時代の中山道の宿場町『妻籠宿』
- 島崎藤村の「夜明け前」の舞台『馬籠宿』
- 榊原白蓮も愛しただろう『苗木城跡』
- インスタ映え間違いなしの『多治見市モザイクタイルミュージアム』
- 【番外編】夜に自転車で回った岐阜市内
- 眼下に広がる長良川が美しい『岐阜城』
- 辺鄙な場所にある『モネの池』
- ゲストハウスのオーナー絶賛の『株杉の森』
- 御城印の火付け役『郡上八幡城』
- 美濃和紙で有名な地『うだつの上がる町並み』
- 【番外編】郡上八幡の老舗料理店
- まとめ
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こちらが今回巡った場所のGoogleMapの地図です。
よかったら参考にしてくださいね。
まずは1日目です。主に中山道沿いを巡りました。
1つずつご紹介していきたいと思います。
江戸時代の中山道の宿場町『妻籠宿』
所要時間:45分
江戸時代における五街道の一つ「中山道」は、京都と江戸を結ぶ重要な街道です。
その中でも昔の面影が色濃く残っているのが、妻籠宿と次に紹介する馬籠宿です。
まるで江戸時代にタイムスリップしたような風情のある古い町並みが続きます。
江戸時代の掲示板等、当時のものも多く展示されていますよ。
駐車場は、500円でした。
日曜日の11時頃に行ったのですが、こういうご時世だからか、
お土産屋ばかりで肝心の飲食店は開店していませんでした。
島崎藤村の「夜明け前」の舞台『馬籠宿』
所要時間:30分
島崎藤村の生まれ故郷であり、彼の有名な作品『夜明け前』の舞台となっているのが馬籠宿です。
妻籠宿とは中山道の山道でつながっており、軽いハイキングをされている方も見受けられました。
こちらの方が妻籠宿より人が多かった印象です。
駐車場は、数が少ないですが運が良ければわたしのように無料の場所に泊められます(笑)
坂道ですが、眼下の遠方には街も見渡せます。
1,000円しましたが3貫の飛騨牛寿司がとても美味しかったです。
(わたしが購入したら続々と他の方々も購入されていました(笑))
宿場町を歩いて少し離れた場所からは、日本百名山の恵那山を拝むことができました。
田園風景の奥にそびえ立つ山々がとても美しい場所でした。
榊原白蓮も愛しただろう『苗木城跡』
所要時間:1時間
意外と良かったのが、この苗木城跡です。
かつては織田や武田等、数々の戦国武将と少なからず関係していた城のようです。
なんと言っても城跡からのこの木曽川と中津川の絶景が素晴らしい。
遠くには恵那山も望むことができます。
人も少なく、軽いハイキングにはとてもマッチした場所でした。
ちなみに、苗木城址には、NHK連続ドラマ小説『花子とアン』の葉山蓮子のモデルとなった柳原白蓮さんの歌碑があります。
林真理子さんの小説『白蓮れんれん』という小説を読んでいたところでしたので、
あまりにもジャストタイミングすぎて驚きを隠せませんでした。
インスタ映え間違いなしの『多治見市モザイクタイルミュージアム』
所要時間:10分
多治見市の中央公民館の真横にあるのが、このモザイクタイルミュージアムです。
外観だけ見れればいいかなと思って行ったのですが、日本にこんな施設があるんですね。
当時は新型コロナウイルスの影響で事前予約制となっていまいた。
現在は、9月12日まで臨時休館だそうです。
こちらは外観だけでも見に行く価値があると思います。
【番外編】夜に自転車で回った岐阜市内
この日のうちに岐阜城に登って夕焼けを見れればよかったのですが、
生憎ロープウェイが工事中で城まで行くことができませんでした。
というわけで、宿であるゲストハウス「岐てん」に向かいます。
男性オーナーが迎えてくれて、オススメの飲食店や観光スポットを教えていただきました。
ちなみに、こんなご時世ということもあり、宿泊者はわたしだけでした・・・。汗
こちらのゲストハウスでは、無料で自転車を貸していただけます。
早速自転車をお借りし、オーナーさんに教えていただいた場所に夕飯を食べに行きました。
みそかつ三和さんです。
店内は、カウンター4人席、後はテーブルが3つありました。
贅沢をしようとメニューで一番高い「厚切り味噌カツ定食」(1,500円)を注文。
注文してから5分くらいで提供していただけました。
瓶ビール500円と合わせて2,000円。とても美味しい晩御飯を堪能できました。
食後は自転車を引きながら岐阜市内を散歩しました。
緑色にライトアップされている岐阜城を見ながら、古い街並み等を巡りました。
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2日目は、朝から岐阜城に登山し、その後は北上して人気のない場所を巡りました。
眼下に広がる長良川が美しい『岐阜城』
所要時間:1時間半
かつて織田信長や斎藤道三が治めた金華山の頂にそびえ立つ岐阜城。
その名城になんと今回は徒歩で登りました。(ロープウェーが工事中のため。)
登山道は5つほどあるのですが、ゲストハウスのオーナーさんから
最速で登れるということでオススメいただいたのが「馬の背登山道」です。
そこそこ体力には自信のあるわたしで、約20分ほど急勾配を登り続けると、
岐阜城の目の前に出ることができます。
岐阜城は9時から開いており、入口で消毒作業等済ませて入城します。
わたしの他にはお客さんは1名だけでした。さすがに朝は人が少ないようです。
天守に登り、そこには長良川が流れる岐阜市内の眺望の絶景たるや・・・
かつての戦国大名たちもこのような美しい景色を見ていたのでしょうか。
あまりの美しさに10分ほど見とれてしまいました。
次回は夕日を見に来たいと思います。
辺鄙な場所にある『モネの池』
所要時間:20分
岐阜市内を1時間ほど北上すると名もなき池(通称:モネの池)と呼ばれる場所があります。
平日とはいえ、結構人がいるのだろうと覚悟して行ったのですが、
まず池が思ってたより何倍も小さく、人も3人ほどしかいらっしゃいませんでした。
鯉が何匹もいるのですが、橋の下に隠れてしまってなかなか出てきれくれません。
インスタ映えする写真を撮る場合は、辛抱強く待つことが必要でした 汗
しかしたしかにその何ふさわしく美しい池でした。
また、5分以内の場所に駐車場があるのですが、
そのすぐ近くを流れる板取川が透き通っていて綺麗でした。
ゲストハウスのオーナー絶賛の『株杉の森』
所要時間:20分
不思議な株杉の群生地が、モネの池をさらに車で20分ほど行った21世紀の森公園内にあります。
前日にオーナーさんにオススメのスポットを聞いた際、
「モネの池より見応えある」ということで株杉の森をご紹介いただきました。
正直、木を見てもな〜という感じでしたが、実際に行ってみたら!!
ジブリのような神秘的な場所ではないですか!!!
人もわたししかおらず、少し怖いような気もしましたが、
不思議な空間に飛ばされたような錯覚に陥りました。
御城印の火付け役『郡上八幡城』
所要時間:1時間
郡上八幡城は、株杉から車で45分ほどの場所にあります。
なんでも、再建80周年を迎えた日本最古の木造再建城なんだそうです。
司馬遼太郎先生の『功名が辻』の主人公・山内一豊ゆかりの地でもあるそうですよ。
このお城、何が有名かというと「御城印帳」の火付け役となった城なんです!!
御朱印帳のお城バージョンというわけですね。
また改めて御城印帳についてまとめたいと思いますが、
ずっと買わないと誓っていたのに、図らずも火付け役の城に来てしまうとは、
これも何かの縁ということで購入してしまいました。笑
御城印帳が1,800円、御城印自体は300円です。
どうやら印がされた紙を買って差し込むタイプらしい。
郡上八幡城のものは凝っていて、美濃和紙が利用されていました。
美濃和紙で有名な地『うだつの上がる町並み』
所要時間:30分
美濃にある古い町並みです。
ゲストハウスのオーナーさんから「平日だとそんなに見るところない。けど、アート作品や古い街並み、『うだつが上がる』の語源のうだつがある。」とは聞いていたのですが、
確かにお土産屋が2件ほどやってるくらいでした。
それでも、人気のない美しい街並みを散歩するのは風情がありました。
老舗の酒屋さん「小阪酒造場」に寄って、お土産に日本酒を購入。
お店のおばあちゃんオススメの一本で、甘みのある美味しいお酒でした。
【番外編】郡上八幡の老舗料理店
お昼ごはんで寄った食事処「泉坂」。
なんでもテレビで有名人が多く来る老舗のお店なんだそうです。
美濃の地鶏を使った定食を注文。価格は1,400円でした。
お肉がとても柔らかく美味しかったです。
お店を出る際に「おおきに〜」と言われたんですけど、岐阜県も関西弁なんでしたっけ?
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まとめ
岐阜県に魅力的な観光スポットが結構たくさんあること、おわかりいただけたと思います!
屋外中心にご紹介しましたので、緊急事態宣言下でなければ是非行ってみてください。
以前ご紹介しました長野県の渋温泉もそうですが、
今の時期だからこそ人が少なくてゆっくり、そして満喫できる最適な場所だと思います。
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