ナセナル台湾記

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【本】スナフキンの名言まとめ〈2020年最新版〉!おまけ名言あり!

 
 
行解説!
■数多くの名言を残しているスナフキン
■スナフキンの名言を掲載してると語る本はどれも期待はずれ
■そういうわけで、わたしが名言集を独自に作成してみました
 
 
どうもご無沙汰してます。
 
突然ですが、ムーミンの作品で一番好きなキャラクターは誰ですか?
 
おそらく一番多いのが、スナフキンではないかと思います。
 
 
今回はムーミンの親友であるスナフキンについて、
 
彼が多く残す名言をまとめたいと思います。
 
※現在9作品すべてを読書中ですので、続々と更新させていただきます。
 
 

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はじめに

 
突然ですが、スナフキンは人間ではないってご存知でしたか?
 
実は、ムムリク族という妖精の一種なんだそうです。
 
原作だとスヌスムムリクと呼ばれています。
 
スヌスが「かぎたばこ」、ムムリクは「野郎」などの意味で、
 
日本語に直訳すると「かぎたばこ野郎」になります。
 
他の登場人物と同じように、本名のようなものがないんですよね。
 
 

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スナフキンの名言集

 
では早速本に登場する彼の名言を抜粋していこうと思います。
 
スナフキンワールドをご堪能ください!
 
 
作品名
ページ数
名言
解説
『ムーミン谷の彗星』
52
僕はあっちで暮らしたりこっちで暮らしたりさ。今日はちょうどここにいただけで明日はまたどこか行くよ。テントで暮らすっていいものだぜ。
初めてムーミンと会った際に「君はここに住んでるの?」と質問されたことに対して言いました。
旅人の鏡ですね。
57
僕がここに住んでるうちはね。自分で綺麗だと思うものは何でも僕のものさ。その気になれば世界中でもな。
スニフの「あれ(輝く赤い石)はきみのものなの?」という質問に対して言いました。
ロマンチックな一言ですね。
60
何でも自分のものにして持って帰ろうとすると難しいものなんだよ。僕は見るだけにしているんだ。そして立ち去る時にはそれを頭の中にしまっておくのさ。僕は、それで、鞄を持ち歩くよりもずっと楽しいね。
トカゲのせいで1つもガーネットをとれなかったスニフに対して言いました。
いいものは記憶に焼きつけるだけで十分というミニマリスト的な考え方ですね。
71
よしよし。でも冒険物語じゃ必ず助かることになっているんだよ。
洞窟で底無しの滝ににビビるスニフに対して言いました。
たまに物語の次元を超えて真理をついてくるんですよね。
102
それはいいテントだが、人間は物に執着せぬようにしなきゃな。捨ててしまえよ。小さなパンケーキ焼きの道具も。僕たちには用のなくなった道具だもの。
スニフがこれらを担いで疲れたと言ったのに対して言いました。
物欲を捨てた方が色々楽になるよというメッセージですね。
112
僕たちは本能に従って歩くのがいいんだ。僕は磁石なんか信用したことがないね。磁石は、方角に対する人間の自然な感覚を狂わせるだけさ。
磁石が狂って帰路がわからないムーミンに対して言いました。
あるがままに生きろということでしょうか。
140
ありがとう、でも今も考えたんだけど、持ち物を増やすというのは本当に恐ろしいことですね。
森のお店でおばあさんから新しい帽子が必要でしょうと言われたのに対して言いました。
極限まで持ち物を減らしたいようです。
183
うん、そうだよ。人間も皆に怖がられるようになるとあんなに一人ぼっちになってしまうのさ。
ムーミンの「彗星って本当にひとりぼっちで寂しいだろうな」に対して言いました。
彗星にすら気を使うスナフキン、なんていいやつなんでしょう。
210
僕のリストはいつでもできてるよ。ハーモニカが星三つだ。
彗星が来るので引越を検討しています。必要度の高いものを最大星三つにすることになった時、スナフキンはこう言いました。物欲のなさが神がかってますね。
238
海が帰ってくるのを見ていようよ。
彗星の騒動の翌日、洞窟から出て海を眺めながら言います。たそがれる姿もまたかっこいいですね。
『たのしいムーミン一家』
123
生きるって事は平和なものじゃないんですよ。
ヘムレンさんの「これじゃあんまりだ。どうして家もない貧しい植物学者が静かに平和な一生を送ることができないんだろう。」という発言に対して言いました。
これも人生の真理。いつだって人生には苦難が待ち受けていますもんね。一喜一憂してられません。
 
 
 

おまけ:ヨクサルの名言集

 
ヨクサルというキャラクターをご存知でしょうか。
 
実はスナフキンのお父様のお名前で、
 
3巻の『ムーミンパパの思い出』に初登場し、自由奔放っぷりが好感を持てるキャラなんです。
 
そんなスナフキンのお父様もいくつか名言を残しているのでまとめておきます。
 
作品名
ページ数
名言
解説
『ムーミンパパの思い出』
107
有名になるなんてつまらないことさ。初めはきっと面白いだろう、でもだんだん慣れ子になってしまいには嫌になるだけだろうね。メリーゴーランドに乗るようなものじゃないか。
有名になったらヘムレンおばさんをやっつけられるのにという話の中で言いました。
 
115
なんて青いんだろう。真っ直ぐに進もうよ。波に揺られて眠るだけでどこへも行きつかなくったっていいじゃないか。
大冒険の舞台が川からついに海へと変わったところで出た言葉です。
 
115
ニョロニョロってやるは、ただ漂い続けているんだ。いつまでたっても気の休まることがないんだね。そこが違うんだよ。
僕の心は休まりっぱなしだ。それに僕は寝るのが好きだ。ニョロニョロときたら寝ることがない。眠れないんだ。話すこともできないしさ。あいつらはいつも水平線にたどり着こうとしているんだ。
上記の発言を「ニョロニョロみたいな理屈だ」と指摘されたことに対して話します。
ヨクサルは気を休めるために時にはぼんやりしたり眠ったりしているんですね。
 
130
何もしないでいるっていいことだな。君もわかったろう。
海にただ揺られているときにこうつぶやきます。ムーミンパパに何を言われようと、ただただどこへでもさまよっていたいのです。
 
197
まるきり違うよ。新しい村作りというのは、平和に静かに暮すことなんだ。お互いに、できるだけ遠く離れて住むんだぜ。
時には変わったことも起きるだろうけどさ、その後はまた平和になって静けさが戻るんだ……これは大事なことだとか、あれをやらなければいけないとか、何をいついつまでにやれとか、うるさいことを言う者はいないんだ。全てがなるがままにまかせるというわけさ
ムーミンパパ達と新しい村を作ることなりました。それについて、ミムラのむすめが喧嘩がつきものだというような発言をします。それに不安をもったロッドユールを慰めるときに言った言葉です。
お互い遠くに住んで他人に干渉せず、ゆったりのんびり暮らすというのは、まさにヨクサルやスナフキンに適した暮らし方ですね。
 
 
 

まとめ

 
誰もが憧れるスナフキンの言葉、いかがだったでしょうか。
 
キザすぎないフワッという出た言葉がすごくいいんですよね。
 
本当に彼のような考え方って素敵だと思います。
 
スナフキンのように生きていくことを目指したいものですね。
 

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