以前台湾を一周すること「環島」について、映画『練習曲』に触れながらご紹介させていただきました。
あの感動というか興奮を忘れられず、居ても立ってもいられない私はついに台湾に渡り半"環島"を成し遂げてきました。
「半”環島”」と言っている理由は、台北から高雄の約半周しかしてないからです 笑
初心者がいきなり海外で島を一周はさすがに危険だと思ったので、2度に分けて行くことにしました。
旅行記を綴る前に、予約方法や道路事情、事前に準備した物、インターネットやホテルのことなどをまずお伝えしようと思います。
1.自転車のレンタル(台北で借り、高雄で返す乗り捨てバージョン)
私の場合、あるショップで自転車を借りて別のショップに返すという形の借り方をしました。
いわゆる「乗り捨て」というタイプでしょうか。
まずはこの要望を聞いてくれるお店を探していると、Giantがまさにそのようなサービスをしているようです。
Giantのホームページに行きましょう。(中国語です)
「門市專區」をクリックします。
「提供服務」の中の「環島租賃車」にチェックを入れます。
すると、環島用の自転車をレンタルできるGiantのショップが表示されます。
「ここから借りるショップと返すショップを選択すればいいのかな?」なんて思っていましたが、どうやらそう簡単ではないようです。
各ショップは連携されておらず、借りたいショップに直接メールをしてやりとりをする必要があるようです。
私は台北の中心地にある「Giant 台北南京店」で借りることにしました。
しかし2週間以上前にメールをしたのに在庫がなく、そこで計画が頓挫してしまいました。
奇跡的に空きが出たからよかったものの、最悪自分のクロスバイクを持っていく事になっていたと思います。
正直、この旅で借りるという作業が最も苦労したかもしれません。
そちらについては以下にリンクを貼りたいと思います。
ちなみに、返却は、高雄の「高雄九如店」で行いました。
2.台湾の道路事情
台湾は日本と違い右側通行です。
バイク中心の生活のため、道路は車専用レーンの他にバイクと自転車用レーンが別であったりします。
「環島」については国を挙げて道が整備されており、自転車を漕いでいると何度も以下のようなマークを見ることになります。
この「環島1号線」は、時には普通の道路の1号線だったり9号線だったりするわけですが、自転車ではずーっと「環島1号線」です。
実は私、一度だけ普通道路の1号線と高速道路の1号線を間違えて完全に迷子になったのですが、「環島1号線」に戻ったときの安心感といったらなかったです。
こちらの資料がかなり参考になるのでダウンロードしてスマホに入れておくと良いでしょう。
3.事前に準備したもの
荷台、サイクルバッグ×2、チェーン、ライト、六角レンチ、携帯ポンプ
これらは自転車(クロスバイク)と一緒に借りられるとショップに確認できたので準備しませんでした。
私が準備したのは以下のようなものです。
■おしりの痛み軽減と日焼け止め
なんと言ってもアソスの「シャモアクリーム」は必需品です。
計5日間のライドでお尻の痛みがひどいことになりましたが、このクリームのおかげでかなり軽減されました。
日焼け止めも塗りましたが、日差しが半端ではなくあまり意味をなさなかったです。
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おしりの痛み軽減には「インナーパッド」も必需品です。
長旅の最大の敵はおしりの痛みです。
私のような初心者は1日ですぐにおしりが痛くなりますので、必ずこのような製品を準備していきましょう。
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■タオル
汗を拭くというよりは、洗濯物等が1日で乾きそうにないものをこれで包んであげると翌朝には乾いてました。
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■フェイスマスク
そしてなんといっても役に立ったのがBuffの「フェイスマスク」です。
こちらはヘアバンドやパイレーツ等色んな用途に利用できるという代物で非常に通気性もよく利用しやすい商品です。
ライドしている時の小さな虫や汚れた空気を防いでくれます。
Buff (バフ)
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■サングラス(偏光レンズ)
私は少し目が悪いため、度の入った「サングラス(偏光レンズ)」も購入しました。
偏光レンズのサングラスは眼鏡市場で約20,000円ほどと少し値ははりましたが、光が軽減され目の負担も少なく、視界がクリアになりました。
※偏光レンズは、強烈な照り返しや水面の乱反射をカットするレンズです。
■安全対策
当然ですが、万が一のときに備えて安全対策も怠らないようにしました。
事故はなかったものの、疲れでふらつき道路に飛び出してしまったこともありました。
ヘルメットは日本人に定評があり、コスパも良いKABUTOのものにしました。
もう少し安いタイプもありましたが、この製品の方が見た目がよかったためこちらに決めました。
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その他、汗を吸収し速乾機能のある「サイクリングインナーキャップ」とそれに加えて滑り止め、通気性のよい「サイクリンググローブ」をAmazonで調査し、いくつか商品を比較して結局以下のものを購入しました。
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■カメラ
観光名所に降り立った際はiPhoneで撮影していましたが、ライドしながらの撮影は大変危険です。
そのため、私はGoProと専用のチェストハーネスを購入しました。
体に巻くタイプのため、撮影開始時と終了時にボタンを押すだけです。
安定したいい画が撮れたため、旅の思い出に動画を作成した際は非常に編集が楽でした。
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■モバイルバッテリー
そんなに必要ないかと思っていたのですが、宿で疲れ切って寝てしまった際に翌日GoProや暇つぶし用のiPadの充電がないということが何度かあったため重宝しました。
Anker
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4.インターネット
私は一人でのライドだったため、GoogleMapで何度も地図を確認していました。
すぐにインターネットで確認したい時にはモバイルルーターは向いていません。
私はiPhoneをSIMフリーにして、台湾の桃園国際空港で現地のSIMを購入しました。
5日間用で1,000円ほどなのでとてもお得でした。
スマートフォンをSIMフリー化する方法については別途まとめたいと思います。
5.ホテル
私は5月の連休に行ってきたのですが、ホテルは一切事前予約しませんでした。
なぜなら、初心者の私が本当に予定通り目的地に到着することができるか定かではなかったからです。
1日目になんとか予定通り行けそうだという自信が持てたため、翌日からは宿泊日の前日夜に「トリップアドバイザー」というサイトで検索して安くてキレイそうなゲストハウスまたはビジネスホテルを探しました。
トリップアドバイザーの良いところは、地図上で場所を確認し且つ料金もわかるところです。
また、楽天やExpediaなど複数サイトを検索してどこが安いかも表示してくれます。
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結局この方法で1日目以外はとても好感の持てるホテルに宿泊することができました。
ホテルについても今後旅行記を書いていく上で載せたいと思います。
1日目 台北→新竹(C&H Hostel)
2日目 新竹→台中(Kiwi Express Hotel – Taichung Station Branch II )
3日目 台中→嘉義(オレンジ ホテル (文化店))
4日目 嘉義→台南(ダイナスティー ホテル台南 (台南新朝代飯店))