ナセナル台湾記

テーマが「台湾」な物語をたくさんご紹介します〜我最喜歡台灣的故事〜

【本】あの名著を漫画で読もう!「まんがで読破」シリーズおすすめベスト5を紹介

有名な作品を読んでみたい!とは思うものの、
  • 表現が古くて読む気がしない
  • 長々と文字を読むのが苦手
  • 気軽に読めなそう
こんなことを誰しも思ったことはあるでしょう。
 
 
しかし、これらを解決してくれる作品がすでにあるとしたらどうでしょう?
それが、イースト・プレス社の「まんがで読破」シリーズです。

 
 
世界の有名な作品を徹底的に漫画化して楽しんでもらおう!
というのがコンセプトのこのシリーズ。
わたしも大ファンで数十冊所有していますが、本日はこの中でも特にお気に入りの5作品をご紹介したいと思います。
 
 
 

第5位 『君主論』(マキャベリ著)

惣領冬実さんの『チェーザレ 破壊の創造者』という漫画を読んで、チェーザレ・ボルジアという人物に興味を持ったところからこの作品に出会いました。
リーダーに必要なのは人から恐れられること、優しいだけではダメ、というのがよく理解できた作品です。

第4位 『1984年』(ジョージ・オーウェル著)

世界中で人々の生活が監視され管理されている時代の話です。
ほぼ主人公が洗脳されていく話なのですが、自分が生きるために人を売るような描写や、最終的に何も疑問を持たなくなり思考停止状態になっていく様等、過酷な世界感をリアルに描いています。
古い作品ですが、ネットワークで監視されていく社会がまさに現代社会を表しているようで恐ろしさを感じました。

第3位 『百人一首 -新板-』 

これぞまさに漫画化すると理解しやすい作品だと思います。
各々の歌がどのような背景で詠まれたのか、その背景を物語として知ることができます。
百人一首がどのように編纂されたのか知ることができるのもいいですね。

 

 

第2位 『ドン・キホーテ』(セルバンテス著) 

このシリーズで一番最初に読んだのがこの『ドン・キホーテ』です。
気が狂ったお爺ちゃんの物語と思いきや、身近にいる人達の大切さを教えてくれた作品です。
物語を読むこと、冒険に行くこと、色んなことに挑戦して何かを得ていくドン・キホーテはまさにわたしの理想像です。

 

 

第1位 『わが闘争』(ヒトラー著) 

金貸しで資本を増やしていくユダヤ人がいつしかアーリア人を支配していく、という妄想(?)に囚われてしまった不運な男アドルフ・ヒトラーの想いが綴られた作品です。
(ユダヤ人は昔から迫害されていてほぼ金融業しか許されていなかったという背景もあるのですが。)
この作品を読むと、アーリア人のために奮闘するヒトラーを肯定的に見てしまう自分がいます。
ヒトラーが当初画家だったという話もありますが、風景画などとても繊細で美しいので是非ご覧いただきたいと思います。

 

電子書籍で購入するのも良いですが、普通の本と一緒で本棚に色とりどりのシリーズが並んでいるのを見ると気持ちいいですよ。(自己満足ですが 笑)

メルカリではセットで安く売られていることがありますのでオススメです。

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